2000台超のアミューズメントデパート
地下フロアの増床に伴い
ECOポリシステムを導入
北海道最大の台数で知られる《メガガイア狸小路店》が2013年12月に地下2階フロアを増床、総設置台数はついに2000台の大台を超えた。
その増床した地下2階にはパチンコ339台を設置し、ECOポリシステムを採用している。
同店の内田友康店長は、リニューアル後の状況について次のように語っている。
「個人的にはポリ研磨に馴染みがあって、メンテナンスのやり方、知識などもしっかり持っているのですが、今回はメンテナンスフリーで、そうした知識を一切使うことがないですね。これまでのポリ式だと、ポリの量が減ったり、汚れが出てきたりして、それこそ週に何度もポリの継ぎ足しや洗浄などを気にしていなければいけませんでした。でも、 ECOポリシステムにはそうした概念がない。点検やメンテナンスはニューギン・アドバンスが来てやってくれる。こんなに楽でいいのかなと思ってしまいます(笑)。でもこのメンテナンスフリーは現場にとって大きいですね」
島設備へのメンテナンスがない分、スタッフは他の作業に労力を割くことができるようになり全体の作業効率が向上。閉店作業も5フロアある中で地下2階フロアが一番はやく、少ない人員で作業がこなせるなど、費用対効果が高いと内田店長はいう。
「1階と地下1階のパチンコ島は布研磨システムが入っていますが、これらと比較しても玉がキレイで、ガラスや盤面などへの汚れがつきにくい印象です。オリジナル洗浄水を使っているため、ポリもキレイですし、玉もキレイに磨かれているのだと思います。また、ポリにありがちな静電気もなく、故障やトラブルもない。音も静かで、閉店作業中でも機械音が気になりません。導入したメリットは多いと感じています」
一方、今回のリニューアルを機に、5つのフロア毎にテーマをもたせている同店。これまでの『アミューズメントデパート』という店舗コンセプトとあわせ、フロア毎の特色を鮮明にし、店舗全体の魅力、存在感を高めている。
「日々の営業を通してお客様とコミュニケーションを取り、お客様のためにできることをスタッフ一人ひとりが考え、行動する。そんな店舗にしていきたいと思います。大きい店だからこそポテンシャルも高く、お客様の期待も大きいと感じています。台数に恥じないサービスを提供したいですね」
増床により2000台を超え日本最大規模となった同店。その取り組みに全国からますます注目が集まっている。
札幌の繁華街を形成する狸小路商店街の一角で2004年から営業。観光客から地域住民まで幅広い人達が往来する。地下商店街にも直結している。