静電気によるトラブルもなく順調に稼動
ポリ交換不要でトラブル解消
スムーズな補給を実現
関東圏で14店舗を展開する㈱ヤナガワの経営店舗《オリエンタルパサージュ自由が丘》では、2013年5月21日から新設したパチンコ島にECOポリシステムを導入した。
同店の勝俣桂一店長はECOポリシステムについて、
「これまでのポリ式研磨機では、ポリを抜き出して専用の機械で洗ってタンクに戻していましたが、その際に多いトラブルがポリをこぼしてしまったり、戻す分量を間違えたりすることでした。特にこぼれてしまった際には、樋や遊技機の隙間に入り込み、玉詰まりの原因になっていました。その撤去作業も非常に手間でしたが、ECOポリシステムなら店側でポリの交換等をする必要がありませんので、以前にあったようなトラブルは一切起こらなくなりました」と話す。
とにかく昔のポリ式研磨機では、ポリ交換時にトラブルが集中していた。多くのホール関係者がポリ式研磨機でトラブルに悩まされた結果、いつしか布研磨機が主流となった経緯はあるが、ECOポリシステムの導入店では以前のポリ式研磨機の印象が変わったと言う関係者の声は非常に多く聞かれる。
また、よくあった問題には、乾燥させたポリが静電気を纏ってトラブルを引き起こすケースがある。これについて勝俣店長は導入後の様子を振り返る。
「そう言えば、昔は乾燥したポリの静電気に悩まされましたが、ECOポリシステムでは静電気によるトラブルもないですね」
この様に、これまでのポリ式研磨機で起きていたトラブルを解消したECOポリシステムは、スムーズな玉の研磨、補給に大きく貢献している。
さらには、ECOポリシステムでは導入から2ヶ月毎にニューギン・アドバンスがオリジナル洗浄水の補充などのメンテナンスを実施する。このホール側のメンテナンスが不要な点については、
「布研磨では定期的に布を交換する必要があります。その際に自分たちで布を洗ったり、クリーニングに出したりと手間やコストが掛かっています。そうした負担が軽減されます」
と話し、開店や閉店時の布交換作業などの負担が解消され、コスト削減にもつながっている点を評価している。
さらに、ニューギン・アドバンス製の補給設備についても、
「樋やシュートの玉詰まりなどのトラブルが少ない」
と強調する。特に最近では一定時間内でいかに連続して大当たりさせるかが肝心なゲーム性のパチンコ機も登場しており、玉詰まりなくスムーズに稼働する補給設備はホールにとって必要不可欠となっている。その中で、ECOポリシステム、補給設備ともに同店は絶大な信頼を寄せている。
東急東横線「自由が丘駅」が最寄り駅の同店。自由が丘駅周辺には4店舗の競合店が営業する。遊技機の導入では実績を見て中古機を活用するなど、コスト削減にも取り組んでいる。