他社製の島設備へ設置可能な点は大きな魅力
人員配置の適正化の推進に
ECOポリシステムが寄与
2013年10月に既存の島設備にECOポリシステムのみを一部に導入した《パラッツォ志村店》。同店は地下鉄都営三田線の志村三丁目駅前で地域密着型店舗として地元周辺の多くのファンで賑わっている。
その《パラッツォ志村店》はグランドオープンした2003年12月から10年以上に亘って営業してきたが、島設備の老朽化が進行したことに伴いトラブルに悩まされていた。そこで、ECOポリシステムに白羽の矢が立ったわけだが、その経緯について同店の矢木肇店長は、
「島設備の老朽化によるトラブルとしては、主に賞球不良が発生していました。原因はシュートやドブに玉が詰まっていたほか、研磨機のトラブルも頻繁に起こるようになりました。そこで対応を検討していたところ、グループ店に設置されていたECOポリシステムの評判が社内でも良かったので導入を決定しました」
と話す。ホールにとって営業中の補給トラブルは避けたいものだが、矢木店長も「お客様に無用なストレスを与えたくはありませんので、設備でトラブルが発生しないことは非常に重要となります」と設備の信頼性を重視する。その点、ECOポリシステムはトラブルなく順調に稼働しているため安心感があると感想を述べた。
一方で、冒頭でも触れた様に、同店では一部の研磨機をECOポリシステムに差し替えて導入した。この点について矢木店長は、
「他社製の島設備に導入できる点は大きな魅力です。既存の島を残しつつ設置できますので、コストの低減化に寄与しています。それでいて自店でのメンテナンスが不要な仕様となっていますので、スタッフの作業負担の軽減化が図れるなど導入効果が高いと感じています。
このメンテナンスフリーについては、例えば布式研磨機ですと布の交換作業が必要になります。交換作業は1日に2基ずつローテーションして行っていますが、その作業が発生しないだけでも業務の効率化が図れます。また、当初は布の交換作業が必要なくなったことで、その人員を別の作業に振り分けることを考えていましたが、現在は簡素化、自動化を図るなど店舗内の作業内容を見直し、スタッフ数の適正化に取り組んでいますので、メンテナンスフリーという仕様は当社の方針に合致していると考えています」
人員配置の適正化を進めている中で、作業負担のないECOポリシステムが寄与している。
首都圏や広島県で31店舗を展開するパラッツォ東京プラザグループの経営店舗。都営三田線「志村三丁目駅」下車5秒に立地し、沿線では最大級の設置台数を誇る駅前型店舗。