

西暦2012年秋劇場公開された、神山健治監督作品アニメーションです。映画『009 RE:CYBORG』キャッチコピー
「終わらせなければ、始まらない。
日本SFマンガの金字塔であり、全てのサイボーグマンガ・アニメーションの原点である、石ノ森章太郎原作『サイボーグ009』。『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズ、『精霊の守り人』、『東のエデン』の神山健治監督が自ら脚本・監督をてがけ、2013年という、リアルタイムな現代を舞台に、全く新しい物語を生み出しました。終わらせなければ、始まらない。

物語の舞台は、2013年の現代。ロンドン、モスクワ、ベルリン、ニューヨーク …。
大都市の超高層ビルが次々と崩壊するという、同時多発爆破事件が発生。いつ、誰の意志で計画されたかもわからない無差別テロは、世界を不安とパニックへと陥れていた。かつて、世界が危機に陥るたびに、人々を救った 9人のゼロゼロナンバーサイボーグがいた。その役目を終え、各々の故国へと帰っていたゼロゼロナンバーサイボーグ達は、生みの親であるギルモア博士からの呼びかけによって、再び集結しようとしていた。一方、ゼロゼロナンバーサイボーグのリーダーである日本人、009こと島村ジョーは、過去の記憶を消し、東京・六本木でひとり、暮らしていた。ゼロゼロナンバーサイボーグ最後の切り札であるジョーは、ギルモア博士によって30年間、3年に一度、記憶をリセットされ、高校3年間を繰り返していたのだ。全世界同時多発爆破事件の犯人とは?ヒーロー不在の時代、彼らは、誰がために戦うのか?彼らが立ち向かう、新たな時代の「正義」とは?ジョーの記憶が呼び覚まされた時。ゼロゼロナンバーサイボーグの新たな戦いが始まる!