ホール営業の効率化をバックアップする設備として、トラブルなく稼働するECOポリシステムが高く評価されている。

熊本県宇城市のホール《サンライト小川店》は、熊本県及び福岡県で《サンライト》《ブロス》の屋号で6店舗を展開する河合興産㈱の経営店舗。2013年10月19日より1円パチンココーナーにECOポリシステム1基を試験的に差し替えて設置している。
「これまでのポリ式研磨機のイメージは、補給設備や遊技機内にポリが飛び散り、ドブなどでの玉詰まりの原因になるなどトラブルが多く、ポリを取り除くメンテナンス作業も大変でした。そのためポリ式研磨機にはあまり良い印象がありませんでした。今回はニューギン・アドバンスからECOポリシステムはメンテナンスフリー、研磨技術も向上しているとの話を聞いて、謳い文句通りなのか確かめるために導入することにしました」
と話すのは同店の青木和也課長。当初はポリが溢れることで引き起こす様々なトラブルにより、ポリ式研磨機というだけで懐疑的だったが、実際にECOポリシステムを導入して稼働状況を見ると印象は大きく変わったようだ。

「気軽に遊びに来てほしい」と1円パチンココーナーも多機種構成で充実している。

「先ほども言った通り、昔のポリ式研磨機はトラブルが多かったのですが、ECOポリシステムではまったく問題は発生していません。この営業中にトラブルがないことはとても重要で、スムーズに稼働している点は非常に有り難いと思っています。また、スタッフによるメンテナンスが不要で、玉の研磨能力も高いと聞いていましたが、その通りだと実際に設置してみて感じています。特にメンテナンスが不要な点は、例えば布式研磨機ですと布の交換という手間が掛かりますので、それがないだけでも閉店作業の効率がまったく違いますね」

地元周辺のパチンコファンで賑わう同店。農家が多く、年配層が客層の中心となっている。

一方で、現状では1円パチンココーナーに1基だけ設置する"試用期間"ではあるものの、ECOポリシステムを本格的に導入した際のメリットについて伺うと、
「パチンココーナーでは、各台玉計数機の普及によってスタッフの人員を減らす方針となっています。そうした中でスタッフの作業負担が軽減されれば、遊技機のメンテナンスなどに作業時間を振り分けることができます。また、当店では開店前や閉店後に時間がある場合は接客訓練などを行っていますので、そうした研修も余裕が生まれることで実施しやすくなると考えています」
との答えが返ってきた。布式研磨機の布交換に費やしていた時間がなくなれば10～15分の短縮が図れるそうで、その短縮された時間を有効活用して接客強化など営業面での貢献にも期待できると話す。